皆さんオブリビオンはプレイしましたか?原作をプレイされていなかったり、スカイリムを知らない方もプレイされた方も多いかと思います。
またはClair Obscur:Expedition 33をプレイして海外RPGを始めて振れた方もいるでしょう。(Expedition 33はJRPGリスペクトではありますが・・)
そこで今回最近話題になっている海外RPG「Tainted Grail: The Fall of Avalon」を紹介します。

Tainted Grail: The Fall of Avalon とは
『Tainted Grail: The Fall of Avalon』は、ダークファンタジーのオープンワールドRPG。
Steamで2023年からアーリーアクセス中の作品で、『Skyrim』や『Oblivion』といったエルダースクロールズシリーズが好きなプレイヤーにとって、まさに“次に遊ぶべきタイトル”といえます。重厚な物語、自由度の高い探索、クラフト要素、そしてミステリアスな世界観。没入感を求めるRPGファンには必見の一本です。

「Tainted Grail」シリーズの一部であり、もともとはボードゲームを原作とした作品群です。
シリーズを通してアーサー王伝説をモチーフにしたダークファンタジーです。
関連作品としてはゲーム性の異なるターン性RPGのTainted Grail: Conquestがあります。
基本情報
『Tainted Grail: The Fall of Avalon』は、一人称視点のオープンワールドRPG。アーサー王が失踪した後の荒廃した大地「アヴァロン」を舞台に、プレイヤーはこの呪われた世界の謎を解き明かしていくことになります。
ジャンルとしては「アクションRPG×ダークファンタジー×探索RPG」に分類され、選択によってストーリーが分岐するシステムが特徴です。
- Steam価格:アーリーアクセス中(価格は2025年5月時点で4,900円)
- 日本語対応:あり(翻訳の質は少しだけ微妙。ただプレイはできる)
SkyrimやOblivionに似ている点
このゲームの魅力は、その“Skyrim的”な探索体験と自由度の高さにあります。
- 広大なオープンワールドマップ
フィールドは無数の建物・廃墟・ダンジョンが存在し、どこへ行くかは完全に自由。マップが広大なだけでなく、ファストトラベルが制限されているため、旅そのものの没入感が際立ちます。 - 豊富なクエストと分岐する物語
各地に存在するNPCからクエストを受けたり、会話選択でストーリーを変化させたりと、“自分だけの物語”を作れるのはOblivion譲りの魅力です。 - 武器・装備のクラフトとカスタマイズ
素材を集めて武器や防具をクラフトする要素や、ステータス育成などもあり、成長システムの手応えはSkyrimファンなら馴染み深いはず。
SkyrimやOblivionをプレイ済みの方ならすんなり理解できるUIも魅力の一つ。

戦闘もオブリビオンなどのFPS視点と同様のシステム。シールドバッシュや回避などもあるので緊張感のある戦闘になっています。

ダークソウルに通じる、緊張感のある世界と戦闘
一方で『Tainted Grail』の空気感や世界観は、『ダークソウル』を想起させるものがあります。
- 不気味で陰鬱な世界観
森や遺跡、朽ちた神殿など、どこかしら死と神秘が混ざる舞台設定は、ミステリーホラーとしての側面も持っています。 - 緊張感あるリアルな戦闘
剣や弓などの近接・遠距離戦が主体で、敵の攻撃は重く、回避やガードが重要。反射的な操作と慎重な立ち回りが求められ、アクションRPGとしての深みがあります。
ノーマルモードでプレイしていましたが、テンポをつかむまで辛い戦闘を強いられる場面も。

そして美しくどこかダークな世界観。

本作ならではの面白さと魅力
『Tainted Grail』が他作品の単なるフォロワーではない理由は、以下のユニークな要素にあります。
- 選択と倫理に重きを置いた物語
単なる善悪ではなく、プレイヤーの信念によって結果が変化する選択肢が豊富。多様なルートを模索できるのが楽しいです。 - 旅を重視したデザイン
道中のアイテム収集、奇妙な村人との出会い、意味深なオブジェクトなどが散りばめられており、“寄り道が本筋”とも言えるほど探索が楽しい設計。 - 進化し続ける期待感
現在アーリーアクセス中のため、今後のアップデートで新マップ・新スキル・UI改善など、さらなる進化が期待されます。
さらにはスキルツリーが非常に豊富で育成も自由となっています。

こんな人におすすめ
- Skyrim、OblivionなどBethesda系RPGが好きな人
- 世界観がしっかり作られたダークファンタジーに没頭したい人
- アクション性のある一人称視点のRPGを探している人
- サブクエ・探索・クラフトなど、寄り道が大好物なプレイヤー

まとめ:幻想と絶望が交差する“次世代の没入型RPG”
『Tainted Grail: The Fall of Avalon』は、単なるスピンオフや話題作ではありません。探索の没入感、物語の深さ、世界の陰鬱さといった魅力が融合した、“次世代型Skyrim”といっても過言ではないタイトルです。現時点では未完成な部分もありますが、それを補って余りあるポテンシャルを秘めています。
オープンワールドRPG好きなら、ぜひ一度その世界を歩いてみてください。